口が乾くと口臭が出る、というお話しを
「生理的口臭」のページにて
詳しくお話しさせて頂きました。
これはつまり
「唾液の分泌低下が口臭を招く」
ということです。
唾液の量が減るのは
何も加齢に限ったことではありません。
若くても、口腔内の乾燥を訴える方は
薬の副作用や、
ストレスが関係している場合が多いです。
私も喘息やアレルギー、胃薬など
薬を年中飲んでいるからか
非常に繊細な性格なため
ストレスが多いのか
ストレスに弱いのか
はたまた、40半ばで単なる加齢なのか
本当に口が乾く体質で、困っています。
ですから、普段から心がけている
「唾液の出し方」を
今日はシェアしたいと思います。
まず、食事はよく咀嚼すること。
これは忘れずに、必ず行うようにしています。
よく噛むことで、
唾液の分泌が促されるとともに
普段から顎を動かしていると、
年をとっても唾液の分泌量を
減らさずにいることができるからです。
小顔効果もありますからね。
女性にはお勧めです。
よく噛めば噛むほど、
消化もよくなるわけですから
胃からくる口臭の防止にもなります。
根菜類は噛みごたえがありますし
食物繊維を多く含みますので
便秘口臭にも効果が期待できますよ。
既に口臭にとっては
「いい事だらけ」だと思いませんか？
納豆は一見、
口臭の元になりそうなイメージですが
ネバネバした食べ物は、
乾燥を防いでくれるんです。
粘膜を保護してくれるからですね。
プラス、発酵食品はやはり、
便秘口臭の予防になると実感します。
美肌効果もあり、納豆は優秀な食品です。
気になるにおいも、30分もすれば
気にならなくなります。
（胃が悪くなければ）
昆布、ワカメ、ヒジキなどの褐藻類も
アルギン酸が、唾液の量を増やしてくれます。
頬骨や顎の辺りを押したり回したりする
「唾液腺のマッサージ」もいいですが
単純に「すっぱいものを想像する」
といった原始的な方法も
案外、唾液が溢れてくるものです。
外出先では、この方法は使えます。
道具なしでイケますからね。
私のように、年齢を重ねた方は特に
普段から「唾液を出す訓練」を続けて下さい。
分泌が鈍ってしまったら
細菌が繁殖してしまいますからね。
