先日、15年ぶりにKという男友達に会いました。
妙な偶然が重なって、「せっかくだから」と
食事をすることになったのですが
昔話や、お互いの現在の状況などを語り合い
話しに花が咲いたわけですが
中盤辺りから、どうもKの様子がおかしいんです。
K「いや~それにしても何というか・・・変わった!?
いや、見た目とかはもちろんアレなんだけど
何というかこう・・・健康になった感じ!?」
何が言いたいのかよく分からず
「・・・そう?」と流していたのですが
K「うーん、そう、なんかね・・・あ、そうだ!
昔はどこが悪かったんだっけ!?」
こう言われて、ようやく気が付きました。
Kが聞きたいのはたぶん
「昔は口が臭かったよね!?」です。
あれだけひどかった口臭が「治った理由」が
とても気になったのではないかと思うんです。
でもさすがに、ハッキリとは聞けない様子。
私を傷つけないように、遠回しに質問していますが
聞き方がややアホですね(笑)。
まぁ、私がこの手の質問に敏感過ぎるのかもしれないのですが。
思えばこのKは、口臭がひどかった頃の私にも
気をつかってか、指摘したことはありませんでした。
付き合っていたわけではありませんが
あのひどい口臭は、かなり距離を置いても臭います。
さぞ「クサイ」と思っていたことでしょう。
「口臭は病気のサインです」でもお話ししましたが
過去に口臭を指摘してきた人数は、たったの2人。
やはりこのデリケートな問題は、人に言えないものなんですね。
確かに、その人のためを思えば思うほど
「うかつに口には出せない」と思ってしまいます。
だって、原因がわからないじゃないですか?
例えば「歯磨きがキライ」なんて言っているような
不潔な口臭は害ですから、指摘しないといけないと思いますが
「色々調べたけど、どこが原因なのかわからなくて困っている」のなら
「口が臭いよ!歯磨きした!?」なんて言われた日には
「私だって治したいわよ!!」と、泣き崩れてしまいそうです。
だけどもし、本当に私のことを思ってくれている友人や
親や恋人から親身になって、愛情持って
指摘されたとしたら、どうでしょうか?
「どこか痛いところや辛いところはない?」
「胃が痛そうな臭いを感じることがあるから、心配で」
「一緒に病院行ってみる?口臭は何かの知らせかもしれないし」
などなど、最初は恥ずかしくて死にそうになるかもしれませんが
言われ方によっては、逆に有り難いと感じることもあると思うんです。
遠回しに「これ食べて」とガムを渡されるよりは、ずっといい。
もし、あなたの親しい人が口臭で悩んでいたら。
「愛を持って伝えてあげる」という、勇気ある選択肢も
候補にいれて考えてみて下さい。
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コメント
初めまして、こんにちは。
マユユと言います。
突然のコメントすいません。
とても素敵なブログですね。
ぜひYumiさんのブログからわたしのサイト(同じく歯科関連のサイトです)へリンクをお願いしたいと思いコメントさせて頂きました。
リンクして頂けるなら謝礼をお支払いさせて頂きます。
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