自律神経と口臭の関係

自律神経のバランスを整える。
これ、口臭にはとても大切なことなんですが
圧倒的に「知らない」という方が多いんです。
例えば、前項でお話した「過敏性腸症候群」。
そもそもの原因は「自律神経の乱れ」と
「腸内環境の乱れ」であると、ご説明しました。
腸内環境が乱れると、便秘やアレルギーを引き起こし
便秘なら「便のような口臭」がしたり
アレルギーなら鼻炎や蓄膿系の「鼻臭」がしたり
気管支や肺系なら「痰のような口臭」や
「膿のような口臭」
の原因となります。
腸の機能をコントロールをしているのは、自律神経です。
便秘で悪玉菌が増加⇒有害ガスが発生⇒ガスが血流に乗る
⇒全身を流れる⇒肺から臭い息が出る
これが腸からくる口臭のメカニズムでしたよね。
この状態では、血液も汚れているということになります。
汚れた血液では、酸素や栄養を上手く運べるハズがありません。
十分な酸素や栄養を受け取れない細胞は、どうなるでしょう?
免疫力の低下や、いわゆる「ドロドロ血」を引き起こします。
テレビで見たことがありませんか?
サラサラ流れる血と、ドロ付いて流れにくい血。
ドロドロ血は、高血圧や動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞など
深刻な病気の引き金にもなるんです。
腸内環境を整えれば、血液が健康になっていきます。
また、口臭の大きな原因となる「唾液の分泌」。
唾液の分泌も、自律神経がコントロールしているんです。
生理的口臭ドライマウスは、口の乾燥が臭いの原因でしたよね。
それは、唾液には洗浄作用や
殺菌、抗菌作用があるからです。
十分な唾液があれば、虫歯にもなりにくいんですよ。
「自律神経の乱れ」とは「交感神経」と
「副交感神経」のバランスが崩れる、ということです。
つまり、この「バランス」がとても大事なんですね。
自律神経のバランスが崩れる理由は
主にストレスが原因です。
ストレスは、体全身に影響を与えます。
胃から来る口臭も、腸から来る口臭も
ストレスが大いに関与していますから
ストレスを溜めないことは、口臭改善に役立つわけです。
ストレス解消に関しては
「お腹にガスが溜まる原因は?」の項で
簡単に触れましたので、一度ご覧ください。
原因不明の口臭は、ストレスが関わっていることが多いもの。
「口臭がある」こと自体、そもそもストレスなわけですから
堂々巡りにならないように、悪循環を断ち切りましょう。

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