前回は、胃と脾臓は深い関係にある事。
胃が弱ると、脾臓に負担がかかる事。
脾臓に負担がかかると、様々な
不快な症状が出る事をお話ししました。
今回は、脾臓の揉み方についてです。
漢方では「喜んで脾を傷(やぶ)る」
という考え方があります。
あまり喜びが大きいと、
内臓の筋肉が緩むらしいのです。
緩むと集中できなくなったり
力が入らなくなりますよね。
なので脾臓が悪い方は
クニャッとしたような?
締りのない感じと言いますか
何か抜けてるような・・・
そんな印象でしょうか。
脾が「実」の状態になると
「歌ってるようにしゃべる」
「抑揚が出る」
鼻歌など、常に歌っているような
感じといいましょうか。
偏ると、土臭い臭いがしてきます。
脾臓の足裏反射区は、左足の腎臓の横です。
(左にしかありません)
(左にしかありません)
脾臓は食べ物にも関係してくるので
胃や腸も合わせて揉みほぐすと効果的です。
加えて、左足の親指・ひとさし指・
中指・手のひとさし指・中指・薬指・
手のひらも揉みほぐしましょう。
左足の親指が異常に大きい方は
脾臓が弱っている可能性があります。
逆に、ヘラのように薄くなっている方は
急に乗り物に酔うようになったり
薄味を好むようになるかもしれません。
胃からくる口臭を避けるためにも
脾臓に負担をかけないように
普段から暴飲暴食には気をつけましょうね。