口臭と足裏反射区~蓄膿症


前回は「鼻づまり」の反射区でした。
蓄膿症(副鼻腔炎)の方は
鼻づまりのページも読んでおいて下さい。


鼻詰まりも蓄膿症も花粉症
どれも口臭の原因になり得ます。


各症状において理由は変わりますので
鼻づまりと花粉症の方は
それぞれのページをご覧になって下さいね。


それでは、蓄膿症の反射区に入ります。



蓄膿の場合、鼻の反射区(足の親指の横)
(写真の水色の◯の部分)を揉む事に加え


頭痛や目の奥の方が痛いという方は
前頭洞の反射区も揉みます。
(イラスト黄緑色の部分、指先です)


「鼻が臭いと思う時」でお話ししたように
蓄膿で鼻の奥の空洞に膿がたまると
その空洞の周辺が痛くなるからです。


人間にはこの空洞が8個存在しますが
そのうちの1つが「前頭洞」です。


前頭洞の反射区は、5本の足指全てにあり
指の頭(指先)の部分です。
親指は前頭洞と共に、全体を揉みほぐします。


足を揉む時は、必ず左足から
揉んだり押したりして下さい。


入浴後や、足浴をしてから
少し揉んで足を柔らかくします。


足つぼの棒や、手の指の第二関節で
30秒ほど強く押します。


次に「副腎」と
3か所の「リンパ腺」の反射区を押します。



副腎は、イラストの水色の部分で
足の裏の真ん中より、やや上です。


足の裏をグーの形に内側に丸めると
くぼみができると思います。
そのくぼみの辺りが副腎です。


足の裏のしわの位置から見ると
このような感じです。



人差し指と中指の間ですね。


「3箇所のリンパ腺」とは、写真の黄緑の
「上半身リンパ」「下半身リンパ」「胸部リンパ」です。


蓄膿症は、鼻腔の粘膜が腫れ
炎症が起こる事からはじまります。
胸部リンパの反射区は、特に揉んで下さい。

胸部リンパ腺は親指の付け根からはじまり
骨に沿って足首の方へ3~4cm程の部分です。


上半身リンパは、外くるぶし前方部分
下半身リンパは、内くるぶし前方部分です。


くるぶしの丸い骨のカーブに沿った
「骨の際」が反射区になります。


揉む場合はベビーオイルなどを塗って
皮膚の摩擦を軽減しましょう。


また、食品からの力を借りるのも
一つの手段となります。
こちらは「なた豆」のお茶です↓


◆2年で32万袋突破◆なたまめの力で口臭スッキリ!~なたまめ茶~


なた豆の成分「カナバニン」の
排膿効果や抗炎症効果が


蓄膿によるグズグズ、ネバネバや
口臭予防、歯周病などにも
効果が期待できると言われています。


では、次回は「足裏療法の注意点」について
詳しくお伝えしていきます。

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