腎臓の反射区を揉む場合
現在、腎臓で通院されている方は
医師と相談の上行うよう注意してください。
反射区を揉むことで、逆に
腎臓に負担がかかる場合があるからです。
医師のOKが出たら、腎臓の反射区と
湧泉(これはツボですが)・かかと
・アキレス腱の両脇・足の小指
そして、手のひらと
手の小指をよく揉みほぐしましょう。
冷え性の方は、腎臓が弱る事により
足小指の腹が硬くなっています。
足の小指を根本から手でつまみ
グルグルと左右に回してから
腹を揉みほぐします。
湧泉は「反射区」ではなく「ツボ」ですが
足の人差し指と中指の間をかかとの方へ
骨づたいに下がっていくと
くぼんでいる所がありますので
そこを押し込んであげます。
足じゃんけんで「グー」の形にすれば
くぼみがよりハッキリとわかります。
正確に位置を定めるために
できれば手の親指で押すのが理想ですが
腱鞘炎などで指が痛い方や
手に力が入らない方は
棒を使って押し込んで下さい。
3~5秒ほど押したあと、
スーッと棒を抜きます。
これを何度か繰り返します。
だんだんとツボが温かくなってくるのが
伝わってくると思います。
湧泉は冷え症の他に、疲労回復や
生理痛にも効果があると言われています。
また、腎臓が悪い方は
かかとがガサガサになっている事が
ひじょうに多いことに驚きます。
ここも指で揉みほぐしたり
手をグーにして第二関節で
グイグイと行ったり来たりして下さい。
アキレス腱の両脇、土踏まず、
手のひらと手の小指も揉みます。
アキレス腱は、手をチョキにしてから
人差し指と中指を折り
折った指で挟むようにして
上下に往復してあげると
とても気持ちがいいですよ。
腎臓が悪い方の口臭は、アンモニア臭や
ゴミが腐ったような臭いがします。
「時間がない」という方は
足の小指だけでも、毎日根本から回し
小指全体を揉みほぐして下さいね。