ここでは、足裏反射区の
「鼻づまり」のページの補足をします。
肺と鼻は、深い関係にあるからです。
鼻が原因の口臭の時には
肺の反射区も揉んであげましょう。
東洋医学に「悲しんで肺を傷(やぶ)る」
という言葉があります。
繰り返し悲しんでストレスを溜めると
肺が悪くなってしまうという考え方です。
悲観的な状態が続くと、呼吸器や
皮膚を痛めてしまう事があるそうです。
呼吸器とは、上気道と下気道に分類され
上気道が耳鼻咽喉、下気道が気管支や肺です。
肺も鼻も、同じ「呼吸器」という事ですね。
「悲しみ」という感情は、気を消耗しますので
息切れがしたり、いつも疲れていたり、
ぼーっとしたりしてしまいます。
正に、色身不二。
「心と体は切り離せない」という事です。
肺が悪い方や弱い方は
足の薬指が角質で硬くなっていたり
指が曲がっていたり、妙に短かったり
逆に薬指だけ変に長かったり
薬指が曲がりづらいなどなど
何かしらのサインが足指に出ています。
足の裏でいうと、肺の反射区は
上の図の黄緑色の部分です。
足がおとろえてブナブナした状態を
漢方では「虚」と表現しますが
虚の状態になると、鼻水がよく出ます。
皮膚呼吸が盛んだと、うぶ毛が濃くなります。
うぶ毛は、運動量が多い方でも
濃くなることがあるようですが
うぶ毛が濃い方には、
肺が弱いということが多いのだそうです。
口臭の原因が鼻だという方は
鼻の反射区と合わせて肺の反射区も
よく揉みこんでみて下さいね。
そして、繰り返し悲しむことなく
過去にとらわれない事も大切です。
マイナス思考は胃や腸に悪く
ストレスによる胃口臭や
便秘による腸口臭まで引き起こさないよう
前を向いて生きていきましょうね。