今日は脾臓と口臭の関係についてお話しします。
脾臓の役目はご存じですか?
肝臓や心臓と違って、知らない方が多いのではないかと思います。
脾臓は、古くなった赤血球の処分や
血液の中の異物を取り除き、ろ過しています。
脾臓とは、血を統括する臓器です。
女性には生理による出血がありますので
男性よりも脾臓は疲れやすい、と言われています。
脾臓の働きにより、必要以上に出血しないよう調整されるのです。
また、胃と脾臓は深い関係にあるので、
胃が弱ると脾臓に負担がかかります。
脾臓に負担がかかると、消化不良や下痢、食欲不振、
口の渇き、痩せる、ゲップ、舌が痛い、手足のほてり、
血便、不正出血などの症状が出ます。
漢方では「脾は肌肉(全細胞)を司る」といい、
脾臓が弱ると力が入らず、身体もダルくなってきます。
暴飲暴食から脾臓が悪くなる事も多いので、気を付けて下さい。
「食べ過ぎ、飲み過ぎは口臭のもと」でしたよね。
脾臓が弱ると口が渇くのですが、
これは水分代謝が悪くなるからです。
口が渇くという事は、バクテリアが増殖するという事でしたね。
嫌気性菌は悪臭成分を発生させ
揮発性硫黄化合物が、あの独特の口臭をまき散らすのです。
脾臓は左胸の下辺りにあり、握りこぶし位の大きさだそうです。
足裏反射区療法では、脾臓の反射区が左にあるので
必ず左足から揉んで下さい、とお話ししてきましたが
「脾は全細胞を司る」ので、左足から揉む事により
身体の細胞が活性化し、
揉みの効果が上がると考えられているからなんです。
脾臓から口臭というのは、
ちょっと意外だったのではないでしょうか?
明日は脾臓の揉み方について、お話ししますね。
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