前回は、自律神経の乱れによる
ガス溜まりについてのお話しでした。
過敏性腸症候群のガス型で
お腹が張って苦しい方は
腸内環境の悪さや、
呑気症が原因である場合もあります。
腸内環境が悪いということは
悪玉菌が優勢だということですので
腸の働きは悪く、異常発酵を起こし
ガスが大量に生産されます。
腸内の善玉菌を増やすことが
一番の解決策になりますので
「腸からの口臭の可能性を消す」
このページをお読みになってみて下さい。
加えてお腹を温めること、運動すること
よく噛んで食べることも忘れずに。
続いて「呑気症」についてのお話しです。
これは空気を飲み込んでしまう事が原因ですが
ストレスが大いに関係してきます。
緊張すると、つい唾を飲み込んでしまったり
息を飲み込むような癖がある方は
胃に空気が溜まりやすいので
ゲップやおならが多くありませんか?
この時の空気は、
やがて大腸に回っていきますので
お腹が張って苦しくなるんです。
無意識に飲み込んでいる方も多いでしょう。
緊張が長く続いたり、
不安や心配事を抱えている時や
神経質な性格、またはストレスが多い方は
歯を強く噛みしめていないか?
注意してみて下さい。
噛みしめている時の舌の位置は
上顎に付いており
喉に唾液や空気が溜まりやすく
空気を飲み込む回数が増えてしまいます。
噛みしめは歯やあごにも良くないですから
気をつけてくださいね。
また、早食いも食べ物の中に
空気が入ってしまうのですが
炭酸飲料などは、
最初から炭酸ガスが入っています。
ガス溜まりで辛い方は、炭酸飲料は控え
咀嚼の回数を増やしましょう。
本来、体の外へ出されるはずのガスが
体内に溜まり、上手く出すことも出来ず
お腹が張ってしまうのを防ぐには
自律神経のバランスを保ち
腸内環境を正常に働かせ
噛みしめや空気を飲み込む癖を治すこと。
以上が過敏性腸症候群ガス型の
まとめとなります。
口からおならの臭いが出ないよう
面倒がらずに
自分の身体と向き合っていきましょう。