口臭に良いとされる食べ物の、第3回目です。
今回は、腸について考えてみましょう。
腸からくる口臭の原因が何だったのか
覚えていますか?
そう、「悪玉菌の増加」です。
悪玉菌を減らすには、善玉菌を増やす事。
善玉菌を増やすには、乳酸菌とオリゴ糖
そして食物繊維の摂取。
「乳酸菌って乳製品でしょ?」
「口臭の元になるんじゃないの?」
このように思いましたか?
乳酸菌は、味噌、醤油、漬物、
キムチなどの「発酵食品」からも摂れるんです。
特にぬか漬けは優秀な食品で
動物性乳製品の乳酸菌より
生き抜く力が強いと言われています。
ぬか漬けは免疫力も高めてくれますし
お通じも良くなりますので
ダイエット効果も期待できるんですよ。
日本人は、日本の乳酸菌を摂るのが
望ましいということですね。
和食は素晴らしい、という事実!
「でも漬け物って塩分が高いんじゃ・・・」
と、心配される方も居られると思いますが
漬け物は、意外と塩分は少ないんです。
1日の目標塩分量は10g以下ですが
ぬか漬は1食分で1~2g程度です。
比べてカップラーメンや
インスタントラーメンなどは
1食5~6gにもなります。
「漬物を毎食、大量に食べる」
なんて無茶な事をしない限りは
塩分の心配は無いといえます。
ぬか漬けがどうしても苦手な方は
サプリメントの使用も良いでしょう。
発酵系のサプリは、様々な種類が出ています。
大豆や雑穀、食物酵素などなど
ご自身の体に合うものをチョイスして
上手に使って下さいね。
乳製品は口臭を悪化させますので
植物性の発酵食品を摂りましょう。
詳しくは、「腸からの口臭の可能性を消す」
こちらのページをお読み下さい。
オリゴ糖は善玉菌を増やし、
善玉菌を活性化させます。
合わせて摂るようにしましょう。
食物繊維が「腸のお掃除をする」
ということは有名ですねよ。
「腸内環境を整える」ということは
口臭・体臭にのみならず
全身を健康的に保つ事に繋がりますので
積極的に食物繊維を摂りましょう。
もうひとつ、
腸からくる口臭に良い成分として
「クロロフィル」があげられます。
これは、悪玉菌に効果がある
「鉄クロロフィリン」の働きによるものです。
次は、「クロロフィルと口臭にについて」のお話しをしますね。